ピアッシングは医療行為であり、感染症などのトラブルもありますので、医療機関で行うことをお勧めします。また特に金属アレルギーの問題もありピアスの素材等の注意が必要です。
■耳
インバネス社のインバネスピアスシステム(チタン製)またはジェイ・ヒューイット社のメディアシステム(24G):
麻酔なしで一瞬で装着可能な、滅菌包装された医療用ピアスを用意しています。
<料金>(診察料・軟膏代・税込)
(1)石なし 12,000円(1ヵ所6,000円)
(2)石つき 13,000円(1ヵ所6,500円)
(3)持込(ピアス) 6,000円(1ヵ所3,000円)
▼インバネスピアスシステム

▼メディアシステム

■ボディーピアス(へそ)
ジェイ・ヒューイット社medical grade body pierce(チタン):
変質なく・アレルギーをおこしにくい素材のバナナ型ピアス
<装着方法>当院では局所麻酔後、14ゲージの留置針を使用し装着します。そのため局所麻酔薬にアレルギーのある方は施行できません。(歯科などで使用する局所麻酔薬と同じです)
<料金>(診察料・軟膏代・税込)
(1)チタン・バナナ 10,000円
(2)持込(ピアス) 5,000円

ボディピアスは通常のピアスよりも太く丈夫にできていて、素材にも「クオリティ」が求められます。毎日取り外しをするものではなく、通常は装着したら、アフターケアをしながらつけたままで過ごすことになります。このため、変質したり、アレルギーをおこしやすい素材は使えません。メディカルグレードボディピアスは生体適合性の高い金属素材を選んで作られています。また、体を傷つけたりすることのないように配慮し、シンプルな形状のデザインで作られています。
■金属アレルギーについて
その金属に含まれている金属イオンが汗などで溶け出して皮膚内に入り、蓄積され、体がそれを異物と認識して拒否反応をおこす状態です。症状としては、痒み・発赤・ジュクジュクただれ、原因金属をはずさない限り治りません。よく「ホールが治らない」と言う人がいますが、まず金属アレルギーを疑ってみて下さい。
金属アレルギーのない人も、突然発病する可能性もあります。また特定の金属アレルギーを持った場合、その金属に対して一生涯そのアレルギーを持つ事となりますので、その素材の装飾品は身につけられないようになります。
以上のこともあり、特にピアスホールが完成していないファーストピアスでの素材選びが重要となります。
○アレルギーをおこしやすい金属:コバルト・ニッケル・クロム・鉄・銅・銀・アルミニウム
○アレルギーをおこしずらい素材:チタン・シリコン |